長い秋が終わりそうな予感しかしない土曜日。
思い出したかのように、少し前に組んだLSの自分で作るエアガンの気になるところを修正していた。
昔は、あの東京マルイですら出していた、自分で作る状態のエアガン。今ではモデルガンぐらいしか、自分で作るプロセスを楽しめるキットは存在しないため、手に入る銃の種類、メーカーは限られてしまうものの、まだ探せば未組の物が手に入ると云うのが、非常に有難い話である。
基本的には説明書通り作れば、誰でも作れるキットになっており、組み上げに詰まる場面は少なかったものの、パテ埋めしたくなるパーツがあったり、経年劣化で色褪せ縮んでしまったパイプが不安だったりと、古い商品ならではの悩みは少し感じられた。
キットの箱をターゲットに使えとまで書いてあって、その発想は無かったと思ったw
油でギトギトになっていたため、この程度の劣化で済んでいるのだろうか?
上を直そうとするも、パテが手元になくクリアファイルを切って貼り付け雑に研磨した結果が下のザマ。そのうち直そう.....
昔のエアガンに多かったグリップ内へのピストン配置。東京マルイの古い固定スライドガスガンなんかは、稼働部がパイプに当たるため劣化し易かったようだが、この銃は稼働部であるノズルと直結してるため、更にガスパイプの摩耗は早いかもしれない。
スライドくらいの長さがあるリコイルスプリングには自然と笑みが溢れた。
ただ、そんな物は直ぐ吹き飛ぶほど、自分で作ることは格別に愉しい体験となった。プラモを最後に作った記憶も、”風立ちぬ”に影響を受けて零戦を作ったのが最後であったし、忘れかけていた何かを思い出した気分だった。銃のディティールに関しては、そりゃあ物足りない部分だらけではあるけれど、ひと手間かければ愛情も増すと云うもの。
スライド部をインディのダークパーカー。フレームはキャロムショットのステンレスシルバー。グリップはテキトーに艶消しのブラックを軽く吹いたのが最初の組み上がり状態
そこから試しに買ったアルミテープをエジェクションポートに貼り(綺麗に貼れない難しい。塗装した方が簡単....)
刻印にホワイトを入れてグリップに、なんちゃって木目塗装を施した
エアガンは撃っているだけじゃつまらない。
せめて注油したり、箱だしの不具合を調整したり、様々なカスタムパーツを装着したり、なんなら法に触れないレベルでパワーアップさせるのだって刺激になる。
始めは味気ないプラスチック感丸出しだったこのキットを、ここまで弄れれば、個人的には十分満足感でいっぱいだ。またこういったキットを何処かの会社が出してくれないものだろうか?いっそモデルガンを買うしかないのだろうか?....残念である.....
最後に、この音色でお別れです。
新鮮だわこの響き.....
やっぱ近年のスライド部分にピストンあるエアガンと違って、グリップ部分にピストンあると独特な音が響くよね発射音 pic.twitter.com/pfQ4ArkK9L
— はづき (@i_lain_i) November 26, 2022
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