無差別八方美人?

全然無差別じゃないおじさん、はてなブログに引越し中です。

リドリー・スコット

ハッキリ言って2時間と17分を返して欲しい(はぁと)「チャイルド44 森に消えた子供たち」リドリー・スコット(製作)/トム・ロブ・スミス(原作)/感想

◯◯と比べればマシ そう言って我慢するのは、決して褒められたものではないものの、スターリン時代のソ連に比べれば、今の日本の管理社会なんてマシでしかない。 映画『チャイルド44 森に消えた子供たち』予告編 1953年、スターリン政権下のソ連で、子供たち…

メカや絵作りに関しては言うまでもなく素晴らしかったから何も書かない「ブレードランナー 2049」フィリップ・K・ディック(原作)/ドゥニ・ヴィルヌーブ(監督)/リドリー・スコット(製作総指揮)/感想

※ネタバレもあります 大昔から生命としての定義付けが難しい存在の物語は作られて来た。継ぎ接ぎの歩く死体、時を飛び越える驚異の鉄屑、愛らしいゴミ掃除係、挙げだしたらキリがない。 そんな中でも、ブレードランナーに登場する人では無い者達”レプリカン…

永遠の命題に挑む生命達「エイリアン: コヴェナント」リドリー・スコット(監督)/マイケル・ファスベンダー(主演)/感想

一体いつからそうなのか分からないけれど、共通の敵(侵略者)に対する団結を描く、もしくは扇動する作品が世界中至る場所で作られている。身近な人間とのいがみ合いを何百、何千何万と年月が過ぎ去ろうとやめられない我々には、どうしても隣人ではない第三勢…

どんなに文明が反映しようとも第一次産業は欠かせない「オデッセイ(原題:The Martian)」リドリー・スコット(監督)/マット・デイモン(主演)/感想

近年、何度こう思ったかしれないが、今一番面白いのはSFでは無いだろうか? 僕の個人的な旬も然る事乍ら、毎年のように質の高いSF(化け物が出て来る物ではなく、現実に起こりうるかもしれない事態を描いた作品)が作られ、観客もそれに歓声で応えていること…

闘う60代スターの肖像「THE GREY 凍える太陽」/ジョー・カーナハン(監督)/リーアム・ニーソン(主演)/トニー・スコット&リドリー・スコット(製作)/2012年/米国/映画/感想

4月になって暖かさを感じる日が北海道でも増えて来たなか、極寒の地で身も心も凍り付く哀れな男の映画を観ました。 映画『THE GREY 凍える太陽』予告編 最愛の人と悲しい別れを迎えたばかりの主人公オットウェイは、大自然に囲まれている地下資源採掘場で、…

リドリー先生の大それた道徳教育『悪の法則(The Counselor(原題))』/リドリー・スコット(監督)/コーマック・マッカーシー(脚本)/2013年/米国/映画/感想

年末が近づき、また映画館が新作で色めき立っている中、一日の仕事終えてからいつものようにレイトショーへ。 SPECの完結編を1番に観たいところだったけれど、もう終わりそうな作品をあえてチョイス。 しかしその選択を2時間後に後悔する羽目になる.... 映…

こんなクランクアップは受け入れ難い...

久し振りに、失いたく無い人物が亡くなってしまった。 映画監督 ”トニー・スコット” 兄の”リドリー・スコット”と共に、映像の世界で数え切れない活動をして来た彼は、あまりにあっさりと自分の刻を止めてしまいました... 突然の出来事の後、手術が不可能な病…

リドリーのこれが観たかった♪『プロメテウス』/リドリー・スコット/2012年/米国/映画

※若干ネタバレを含みます 各地で先行公開されている、”リドリー・スコット”監督の最新作、『プロメテウス』を観て来ました。 映画『プロメテウス』予告編 簡単に説明すると、地球の各地遺跡で見つかった共通する模様から、それが星図である事が分り、その場…

イカレタ野郎どもが帰って来た!「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」/ジョー・カーナハン(監督)/リーアム・ニーソン(主演)/2010年/米国/映画

てっ〜てれって〜〜とぅららら〜ら〜〜♪耳触りの良い軽快なテーマ曲に乗せて、80年代にテレビの中で大暴れした痛快ドラマ「特攻野郎Aチーム」が21世紀に殴り込み!?女、子供にゃ勿体無い!ちょいとメタボが気になりだしたそこの m9( ゚д゚)っ おっさんに…