無差別八方美人?

全然無差別じゃないおじさん、はてなブログに引越し中です。

バーナード・ベケット

終わった世界を生きる者達「創世の島」/バーナード・ベケット(著)/小野田和子(訳)/早川書房/2010年/感想

『時は21世紀末。世界大戦と疫病により人類は死滅した。世界の片隅の島に大富豪プラトンが建設した“共和国”だけを残して。彼は海上に高い障壁を作り、外の世界からこの国を物理的に隔離することで、疫病の脅威から逃れたのだ。同時に彼は、労働者、戦士、技…