無差別八方美人?

全然無差別じゃないおじさん、はてなブログに引越し中です。

少年画報社

清く明るく逞しくっ「キラリティ[chirality]」大石まさる/少年画報社/感想

ぱっと見、まるで宇宙を感じさせないのに、中身を読めばバリバリSFしてるのは前回の「ライプニッツ」と同じで、今回はとてもレトロフューチャーなファンタジー作品を匂わせる表紙だった。 ”今から遠い遠い未来、人は星の海遥か彼方へと辿り着いていた。火星…

お前が罪を犯すなら、私も罪を犯そう「裸者と裸者 -邪悪な許しがたい異端の-」打海文三(原作)/七竈アンノ(作画)/少年画報社

最近なかなか高まらない漫画熱が連休も最終日の夜(三連休しか貰えなかった勢)になって燃え上がったので、一気に三冊読み切って思ったのが、案外「裸者と裸者」の上下巻だけで完結だと言われても納得出来る内容だったんだなということでした。 戦争は一応の…

戦争は非情?んなこと分かってる!っていうボーイズに”りこめんど”「裸者と裸者〜孤児部隊の世界永久戦争〜」打海文三(原作)/七竃アンノ(漫画)/感想

原作の味わいがあまりにも好き過ぎて、今まで敬遠していた漫画版をようやく読み始めました。 否応無しに戦争へと駆り出され、沢山の出会いと別れを経験しつつ綺麗事で片付けられない世界を歩き続けることになる少年の物語である「裸者と裸者」 漫画版という…

これでもまだ、アニメーター目指しますか?「アニメがお仕事!」石田敦子/少年画報社

主人公がアニメの制作現場で奔走するSHIROBAKOを観ていたら、ついついこの漫画を読み直したくなりました。 有名なアニメーター”石田敦子”さんの経験から語られるアニメ業界の厳しい現実の数々と、それに耐え抜いた者だけが見ることを許される美しい光景が胸…

さあ、”猫用宇宙服”の気になるお値段は?...ゴクリ「Leibniz ライプニッツ」大石まさる/少年画報社

最近SF作品がマイブームであります。 昔から好きではあったものの、本格的なSFを狙いすまして選ぶようなことは、あまりして来ませんでした。 やはり”小川一水”さんの「天冥の標」や、伊藤計劃さんを読むようになり、SFマガジン等にも触れる機会が増えたのが…

ワイキキって、どういう意味だっけ?「江ノ島ワイキキ食堂/岡井ハルコ/ねこぱんちコミックス/少年画報社/2009年/漫画/感想

主人公は、見た目オシャレな眼鏡をかけたイケメンの青年。しかし中身はウブで、真面目に自分の食堂でお客さんに料理を振る舞う事を楽しみにしている猫好きシェフだったりする。で、そんなウブ男の所に、同じく美人の癖に弱気で”ウブ”な、幼なじみの女の子が…