モデルガン全盛時代を生きた大きなおじさん達は、まさかこれほど東京マルイがトイガン業界の中で大きな存在になるとは、思いも寄らなかったかもしれないけれど、40も半ばになった青二歳のおじさんである自分にとっての東京マルイは、どのトイガンメーカーよりも身近な存在で、おもちゃを置いてある店で見かけるエアガンの8割は東京マルイと言っても過言ではありませんでした。
ガスガンは高くて買えない。そもそも年齢的にNG。そんな時、値段も性能も文句無しだったのが東京マルイのエアコキ。ホップ無しであれば18禁ですら2千円でお釣りが来る価格設定で、狙った通りの場所に弾が飛んで行く。そんなの好きにならないはずがなかった。記憶が曖昧だが、初めて買ったのはシグ・ザウエルP228だったような気がする。M92Fも大好きだったが、何故かP228がお気に入りだったから、そう感じるのだろうか?
小銭が貯まればエアガンを買う日々を、あれだけ続けていたのに、何故高校に上がる前には全て処分してしまったのだろうか?自分のことながら解せない話である。
あれから30年ほど経って、あの頃持っていたエアコキはほぼ全て買い戻し、持っていなかった物も9割手に入れた。そうなると始まるのは、子供の頃欲しくても買えなかったガスガン集め。マルイ製のガスガンは、あまりにもメジャー過ぎるので、逆に率先して買いたい気分にはならないものの、掘り出し物をヤフオクで見かけるとついつい買っている。今回もジャンクで複数手に入れてしまった。
まずはそんなに興味なかったMEUピストル。実銃には明るく無いので、何がどうMEUなのか、まるで分からないし、ガバはガバだろうと、もうそんなに要らない(新旧各種モデルのガバメントタイプは、我が家に約20挺存在)気分だったが、いざ触ると愛しくなるもので、ついついグリップ(純正ではなくナイトウォーリアのグリップ?が付いていた)に塗装を施したり、付いていなかったグリップウェイトを違うガバから移植したりしていた。
ガスガンは本当に楽しい。ようやく業界は電動ガンにも撃つ楽しさが必要なことを理解して、ブローバックするギミックを組み込んだ物を出すようになってきたが、やはりガスガンのソレにまさる物は未だに無い。特にハンドガンは、CO2ソースのおかげでガスブロの魅力が更に広まっている。残念ながら、東京マルイはCO2に外方を向いたままだが、今回手に入れて直したG18Cのキレッキレな動きを、CO2でも遊べるようになったなら、鬼に金棒状態で最強なのになと思った。
購入時はこの状態
綺麗に接着し直し塗装
アウターバレルやエジェクションポートはメタルパーカーで雰囲気を変えた
フルオート撃ったら速すぎて笑えてくる。
東京マルイも完璧な会社ではない。今までに何度も失敗を繰り返している。壊れ易いメカボを積んだタイプの電動ガンもあるし、リアルな銃の音をスピーカーで鳴らすようなダサい銃があったり、何十年も割り箸マガジンのままなエアコキもある。タナカワークスのペガサスシステム級の装填数を可能としたガスリボルバーシリーズも、様々な問題点を抱えたまま絶版状態だ。
一つのカートに四発までBB弾を装填出来るのだが、これは当然中古品であるし、なんなら手に入れた際、弾詰まりしているカートリッジもあったため、試すにはならなかった。ただ、カートリッジ部分や本体をばらし注油した程度で普通に動くようになったから、そこまで欠陥品には思えなかった。シリンダーが動かなくなる不具合も、エキストラクターの先端がストッパーに当たるくらいまで調整すればOK。装填排莢は楽しめないが、薬莢部分の刻印は綺麗だし、所有欲を十分満たすリボルバーである。
正直そうした不具合より、分解のことを考えていないグリップの仕様(無理やりにしかグリップを外せないため、綺麗に戻せない)や、ハンマダウンの時のバインっと云うバネ音の方が残念だった。SAAでリボルバーの復権も見えて来た今こそ、ガスリボのシリーズもやるべきじゃないんですか?.........
愛憎全部ひっくるめて大好きです。
東京マルイさん。







