今年も今日で終わるし、最後にアニメのことでも書いておこうかと思ったが、正直今年一番楽しんだのはYouTubeだったからやめておいた。
数年前まで、チャンネル登録すら殆ど利用しないライトユーザーだったのだが、今じゃすっかり無くてはならない存在になっているかもしれない。
音楽アーティスト、声優、オタクな個人チャンネル、そして様々な公式チャンネルまで色々と見ている中で、一番好きなのは物作りを延々と流しているだけの動画だったりする。
錆だらけの物をぴかぴかにしたり修理したり、材木を手作業で加工する動画、これが本当に好き過ぎる。特に最近は継手や彫刻のASMRを眺めるのが心地良過ぎてやばい。数ミリ以下の単位で木の薄皮を剥ぐ手際や、何も無いところを探るように彫刻刀を振るう様子だけでなく、削りカスを口で吹き飛ばす音にすら快感に近いものを感じなら視聴してしまう。
やはり自分は、アナログな物作りが好きなのだろう。別に夢とかそういうものではなかったが、就職を考えていた10代の頃、真っ先に考えたのが木工であった。結局周囲の反対に根負けして今の仕事に就いたが、実際の作業をやっている時より、工具を直したり作業環境を整えるための作業をしている時の方が仕事は楽しかったりもする。手作業の木工など、余程で無ければ仕事として成り立たないが、自分と向き合う時間として考えるなら、これ以上ない行為なのではなかろうか?
機械もしっかり使う人だが、仕事が丁寧で非常に見てて安心出来る
道具が整いきっていなくても、この笑顔で仕事をこなすおじさん好き
俺はきっと、最終的にこう云う生き方したいのかもしれないなぁ.....
犬と一緒に山奥で静かに暮らすって、最高やん......
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