去年8年ぶりに次世代機が発売され、更にPC環境に近づいた高画質で圧倒的な映像表現を可能にした家庭用ゲーム機ですが、僕ら昭和生まれはファミコン時代に感じた新鮮さをいまだに忘れられないままであります。
わずか8ビット(今じゃビット数でゲーム機の性能は語られないw)という小さな枠組みの中で、いかに何度も遊んで貰えるゲーム足り得るかという命題に多くのクリエーターが挑戦していたあの時代、派手さはなくとも細かなアイディアでシンプルに遊べるソフトが多かった。
ハリウッドの映画をそのまま当てはめたような映像ありきの大掛かりな現代のゲームが忘れている、ゲームとして楽しい発想がそこにはあったのです。
※意匠・特許切れでどうどうと店舗に並ぶようになったエミュレーター機
勿論名作だけじゃありません。人気が出ればクソゲーだって山のように湧いて来ます。ところが子供の頃はどんなクソゲーにも楽しめる部分を見つけてしまうもので、手持ちのソフトが少なければ少ないほど1本のゲームに注ぐ愛情は計り知れなかった。
僕の家には小学校高学年になるまでファミコンが無く、父親が知り合いから使わなくなったファミコンを貰って来るまで、友達の家で友達の得意なソフトでボコられてばかりで、だから自宅でファミコンを遊べるようになった時、本当に嬉しくて、わずかしか無いソフトをローテーションしつつ、何故かハマッたのが「ファミリースクール」w
※タイトル両翼の広がり方がドラクエ風....
第一生命がお得意様向けに配布していたソフトで非売品だそうな。当時はそんなことを知っているわけもなく、MAP上にある種を育てて自分のキャラと同じ色の実を問題の答えだと思うA〜Dのバスケットのいずれかに入れると言う単調な内容も楽しめてしまったw
※これが小学校低学年の問題だとぉ?!....
※種を育てて実になったらバスケットへ
※お邪魔虫な敵にぶつかると泣いちゃうダイちゃん....
なんの役にもたたない豆知識が大好きな子供だったので、若干生命保険会社らしい偏った内容の問題が多くても気にせず何度も何度も遊んでいました。僕の家に来た友達のほとんどは強制的に遊ばされたはずです。まあ、大概みんなつまらなそうな顔してました(;´Д`)ダヨネ
※生命保険会社だからこんな問題を出してると思うのは考え過ぎだろうか?....
色んなゲームやりましたねあの頃。どんな物でも貪欲に遊んでました。
最近はプレイするジャンルが偏り、純粋に楽しむというよりは作業感が常に付き纏っているような気がしてしまいます。
今の時代のゲームにだって良いところは沢山あるので、あの頃は良かっただなんて言いたくありませんが、忙しなく生活していると、自分にゲームの面白さを教えてくれた場所を思い出したくなりますね....
とにかく31歳の誕生日おめでとうファミコン(★´・x・ノノ '`゚チ'`゚チ ┌iii┐ ε-(・ε・´) フゥ-━ォメデトゥ♪