季節の変わり目にまたも出張が重なり、貧弱なWi-Fiでアニメを見る気にもならず後回しにしたツケが溜まってまるで観れていない秋アニメ。とりあえず秋に終わったアニメでも振り返ってお茶を濁そうと思う。
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早速本命である2クール勢の話からするが、やはり「鬼滅の刃」と「キャロル&チューズデイ」は面白かった。それ以上の感想など必要ないくらい良い出来だったのだ。数年前にTwitterのフォロワーさんにオススメされておきながら、すっかり原作を読まずにいたことが逆に良かったのではないかと思うほどにアニメ版の作画にしても演技にしても文句を付け難いものがあって、見た目や絵だけではない部分で全てのキャラクターを愛おしく感じてしまった。善側だけでなく、悪に堕ちた者達の悲哀もしっかり描いているのが響いてくるのだろう。発表されたばかりの劇場版や、いずれやるであろう2期も楽しみで仕方ない。キャロル&チューズデイに関しては少し前に書いたので割愛。
思わずポチりたくなる可愛らしさの禰豆子
秋に終わった2クール作品の中でもう1作素通りするには勿体ないと思えたのが「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」。アニメ化が発表された時は”なんで今更”と思ってしまったけれど、20年以上前の作品の割に新鮮さを感じる要素があって気づけば最後まで見てしまっていた。それでなくともアダルトゲームが衰退中の時代に、PC98時代のエロゲー原作をぶち込む勇気たるや半端なものではないが、本作の影響を受けて志倉千代丸氏がシュタインズ・ゲートを作ったくらいには力のある作品で間違いない。原作のゲームが発売された当時、友人に勧められプレイしたら主人公の喋り方が生理的に受け付けなくて止めた経験があったので、アニメ版も同様に主人公の喋り方が嫌で一旦観るのを止めてしまっていたものの、我慢強く視聴していると血縁と性的な欲求のギリギリの線を伏線を利用して何度も狙っていくところが気になり出したり、スマホでググるくらいの速さで異世界に行ってしまう現代の異世界物とは一線を画す”辿り着くまでが途方”もない展開に酷く感心してしまったりしていた。作画はお世辞にも褒められたものではないが、もう一度人生やり直せるなら是が非でもゲーム版をクリアしたいと思えるくらいの原作力があるので全く問題なかったと言える。作画も原作もしょぼい作品にYU-NOの爪を煎じて飲ませてやりたい(真顔)
娘であり◯の◯を宿すユーノ。彼女のせいで新しい性癖に目覚めた男も多かろう.....
YU-NOについて書いていたら疲れてしまった.....
もしも今現在の記憶を持ったまま時空を超えることができたなら、俺は何をやり直すだろう?.....
とりあえずモテ期だった中学生にでも戻るかな.....硬派ぶって誰とも付き合わなかった俺の厨二病が憎い...........