アニメに現を抜かし、自分の中で縮小の一途を辿っている海外ドラマ。
1日中飽きることなく楽しんでいた時代が懐かしい....
ホワイトカラーがAXNミステリーで放送を開始し出した頃も、まだまだ海外ドラマに夢中であったし、FBIのコンサルタントとして犯罪者を手玉に取るイケメン天才詐欺師ニールと彼に振り回されるFBI捜査官ピーターの複雑な友情関係が面白かったから直ぐ気に入った。
のちに同性愛者だとカミングアウトした時、全然意外に思わないほど紳士なイケメンであるマット・ボマーと、それとは対照的にブルドッグ的な愛嬌のあるティム・ディケイのコンビは、かなりアレな女性達に人気だった。時々こいつらデキテルなっ!と、僕でさえ思う距離感だったから当然かもしれない。
名探偵コナンに怪盗キッドがいて、ルパン三世に銭形のとっつぁんがいるように、本当は敵であるはずなのに互いが互いを必要とし、惹かれ合う関係にあるニールとピーターは実に良いコンビでした。派手な行動で問題ばかり起こすニールに目が行きがちではあるものの、いつもの地味で堅実な仕事から一転して犯罪者になりきり潜入捜査に参加するピーターの悪戯っ子な表情もかなり魅力的で、彼無くしてニールの魅力が引き立つことは無かったと思います。二人合わせてホワイトカラーでしたね.....
海外ドラマ特有のローテーションに少し飽きて来てはいたけれど、いざこれでお別れとなると、やはり寂しいものです。
とにかく尻切れ蜻蛉で終わらなかったのだけは良かった。6話編成であっても綺麗に完結させてくれましたから。最後までニールはニールらしく、ピーターはピーターらしい最後を見せていたのも感動的でした。ニールの選択は仲間達を想えばこその行動ではありましたが、ちょっぴりモジーが可哀想でもあったかな? 吹き替えのメンバーも含め、キャラが立っている作品であったし、せっかくだからまさかの劇場版が実現すると良いですね。
にしてもフランスの街並みが彼には良く似合います( =3=)タッシャデナニール....