婦女子ではなく腐女子の台頭が著しい昨今ですが、一体いつの時代から女子は腐れた妄想に取り憑かれていたのでしょう?女性が書いた古い文献や小説に詳しい人であれば、そんなどうでも良い疑問に答えてくれるだろうか?...
刊行から200年が経つというのに、未だ腐れた二次創作の波が止まらない南総里見八犬伝を、当時の女子はどう受け取っていたのかが紐解ける(?)凄い漫画がビーズログコミックスから出た。
封入されているチラシやイラストカードも可愛い♡
ビーズログというと、普通の男子は近寄るのを躊躇うBLブランドではありますが、この漫画は普通の女子がいかに腐れに目覚め、腐女子としてどう発展してゆくのかを、江戸時代と言う設定を活かし面白おかしく時折切実な葛藤まで放り込んで描いているのが面白かった。
男の子同士の喧嘩を目にする主人公
確信に変わる瞬間であった....
そういう世界があることを知り始め
ついうっかり友達に自分の腐れた想いをバラしてしまう...ゴクリ
別に♂と♂が生々しくせめぎ合うような露骨なシーンは描かれないし、正直イケナイ妄想に興じる腐女子の表情が艶っぽくて実に可愛い。要するに男同士に萌える腐女子に萌える漫画であります。
きっと八犬伝好きの腐女子は大いに共感する内容であるだろうし、物が物ではあっても目を輝かせて夢中になっている女子を微笑ましく見れる本でもあるので、男性読者も安心して手に取ってもらいたい(≡ヮ≡*).o0(そんなこと言っても読まないよね....
この本を読んでも一向に腐れの起源なんて分かりやしないけれど、もしも本当に江戸時代に腐れた想いに取り憑かれた女性がいたら、どんなに肩身の狭い想いをしていたことでしょうね?陰間だの衆道だのと、男色の歴史も古くからあるのだし、本当に江戸時代に腐女子居そうではありますけど。
しかし何故にここまで腐れに惹かれてしまう人達がいるのか?いよいよ誰かが論文にでもまとめるべき時期が来ていそうな気がしなくも無いよーな、どうでも良いよーな......w
沙嶋カタナTwitterhttps://twitter.com/sajima_ka