ゼンハイザージャパン商品紹介ページ http://www.sennheiser.co.jp/sen.user.ItemDetail/id/958.html 関連過去記事 『また買い替えたヘッドセット...「ゼンハイザーMM 100」』
ハイエンドクラスイヤホン”IE800”(ゼンハイザー)を使ってみた〔|(゚ー゚)|〕♪
一月ほど前、脂汗をかき胃もムカムカするほどの緊張をしながらぽちった"IE800"。
そこから2週間ほど待たされ、ようやく我が家に届いた時の複雑な喜びは言葉に出来ないほどでした。
去年の12月に発売されたばかりの6万を越えるイヤホンがこれほど売れて品切れ状態だったなんて、買った本人が驚く話ですよ....(;´Д`)
※ここからは更に御上りさんの感想になるのでご注意ください
まず箱のデカさやiPhoneの箱のようなフィット感から既に高級さを感じてビビらされる。
蓋を取ると鈍く光る渋いイヤホンと、イヤホンの収納ケース&サイズ別の交換イヤーピースが付属。
付属のイヤーピースはSとLの2サイズが用意され、それぞれに円と楕円のものがあります。耳の穴の形状に合わせて使い分けて下さいって配慮がなされているわけです。
それから、収納ケースにはシリアルナンバーが付いていて、より一層リッチな気分にさせてくれるのが憎いw
さて、ここからが本題。
やはり値段に観合ったスペックが有るのか無いかが大事。
この値段で純正イヤホンと聴き比べる事が難しい程度の音質しか無かったらどうしようかと戦戦恐恐としつつも、届いたその日に様々な音の舞い踊る新居昭乃さんの新曲「Unknown Vision」を純正品イヤホン(ウォークマン)と聴き比べてみました....
すると、僕の耳が阿呆(LIVEでやられつつある....)なのか、確かに音質は違うのに、この差は好みの問題でしか無いんじゃないか?と感じてしまったのが正直な最初の印象でした。
「この差なら6万も出さなかったかな?」そう若干気落ちつつも、まだ試していない事も多かったし、ハッキリと立証されたわけでは無い「慣らし”エージング”」期間が終わるまで結論を先送りする事に決め、兎に角1週間使い続ける事に......
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そうして1週間が経ち、改めて純正イヤホンと聴き比べたところ、エージングの効果のほどは分りませんが、IE800に耳が慣れた結果、純正品の霞が掛かっているかのような音質に気付き、今までこんなボヤけた音質でも自分が感動してたんだなぁと、妙に感心してしまいました。
IE800ならば、再生機器のイコライザーを入れる必要を感じないほど、原曲の特徴が鮮やかに鼓膜を振るわせてくれます。一つ一つの音がとてもクリアで綺麗なんです。 高性能な有線のヘッドホンをあまり使った事が無いので比べる事が出来ませんが、パワフルな音質はヘッドホンにも劣らないレベルで、高音低音共にバランス良く響きます。
これ以上の小難しい分析は僕には無理ですけど、この大きさでこのスペックが出せるって言う事にロマンを感じてしまいました♪
ちなみに、ウォークマンとiPhoneの両方で試してみたのですが、iPhoneとの相性が良さそうな気がします。音質の設定を弄らず聴き比べると、高音低音共にバランスよく聴こえるiPhoneに比べ、ウォークマンは高音が割れていました。これはウォークマン自体の初期設定の特徴なので、設定を弄ればウォークマンでも十分使えるとは思います。
期待ばかりが先行し、正しい評価が出来なかった初日に比べ、今はこの値段が相応のものであると僕は思えるようになりました。
間違いなくべらぼーな値段ですし、この値段ならヘッドホン買うわっておっしゃる方がいても当然だと思いますが、カナル型のハイエンドイヤホンの中では良心的な価格ですし、とりあえずお試しする機会があればドンドン使ってみて欲しいですね。
より一層ゼンハイザーへの信頼感が増す一品でした♡(= ワ =*)
あ、一つだけ言い忘れた事がありました。イヤホン使用中、外部からの雑音は極力遮断されてはいるんですけど、イヤホンのコードが服のファスナーや襟に擦れる音がモロにイヤホンへ伝わって来るのが残念でした。
コードに丈夫そうな加工がなされている事が、影響しているのだと思います。運動中や移動中に使用すると気になってしまうかもしれませんね。コードが動かないようにクリップ等で服に固定すれば良いかもしれません。