雨の日に起こる殺人事件。その現場にはいつも蘭の花と折り紙が...
プレイヤーは4人の主人公を操作して、街で起こった”折り紙殺人事件”に巻き込まれていきます。過去に息子を自分のミスで亡くした経験のある”イーサン・マーズ” そんなイーサンとふとしたきっかけで知り合い、事件に巻き込まれていく女性”マディソン・ペイジ” 折り紙殺人鬼の被害者からの依頼で、事件を調べている探偵”スコット・シェルビー” 『ARI』と言う特殊なインターフェイスを使用し、事件を捜査するFBI捜査官”ノーマン・ジェイデン” それぞれの理由で真実に近づいてゆく主人公達...そして驚愕の事実が暴かれる。
洋画、海外ドラマのサスペンスが好きであれば、間違いなくハマるシチュエーションです。 少し痛いシーンもありますのでお気をつけて...(||゚Д゚)
このゲームの魅力は勿論脚本だけではありません。注目すべきは、流れる映像、TVの中で起こる事柄に、プレイヤー自らが介入する事によって、ストーリーへの没入感が増すようにゲームシステムが出来ている事でしょう。同じ様にメタルギアソリッドも、デモシーンへ介入する場面はありますが、このゲームの場合は全編がそうです。
HEAVY RAINは、あらゆる状況で、QTEのように画面表示された操作を行う事になるので、ムービーだと思っても、油断出来ませんw このシステムのおかげで、ムービーの長さを感じず、テンポ良くストーリーを楽しめ、止め時を失う事間違いありません(*^m^*) ムフッ
ただ、初期型PS3との相性の悪さや、ムービー以外でのキャラクターの操作にややストレスを感じるかもしれません。それでもあまりあるほど、楽しめるとは思います。
ちなみに、このゲーム4人全員死んでもゲームオーバーになりません。誰が死に、誰が生き残るかで、違うEDを味わう事になります。このへんも新しい要素な気がします。
それほど操作は難しいゲームではありませんので、初心者であっても問題無いと思います。プロローグのチュートリアル的なシーンをこなした時には、もうイーサンにあなたはなっている事でしょう。言い過ぎか?( ´_ゝ`)プッ
QTEの新しい姿を感じる、インタラクティブゲームが誕生したと思える秀作でした。パッケージの”鼻”は気にせず、購入してみて下さ~い(≧▽≦)☆