週末に食べた味噌ラーメンと餃子が、ようやく身体の何処かで分解されたような気がして来た日曜の夜。中村悠一くんのぐだぐだな誕生日配信を眺めながらウマ娘周回していた。歳も近めな彼の配信を見ていると、あまりにも昔を思い出してしまって、なんとも言えない気分になる。
今夜の”わしゃ生”はニュータイプを読むだけのネタに逃げただけだったが、その記事群で取り上げている作品がどれもこれも見たことがある、もしくは見たことないけど知ってるものばかりで、相変わらず中年ホイホイなものだった。特に『迷宮物語』や『ロボットカーニバル』のようなオムニバス形式アニメは本当に好きで、このブログでも書いた記憶がある。OVAと云う存在が、ほぼ失われてしまった現代では、絶対に成立しない作品が数多く存在した凄い時代だと今でも思う。”熱意があれば後は何も要らない”そんな人が時代を作っていた頃が、この日本にもあった。今ではまるで別の国の話のようだ。
そう言えば、数日前に30周年を迎えた『宇宙の騎士テッカマンブレード』も熱意のある作品だった。製作したタツノコプロの30周年記念作品だった本作、経歴を知っていると微妙に異色さを感じる製作陣(ねぎしひろし、あかほりさとるetc)の泥臭い頑張りと、なかなか救われない主人公の身体を張った頑張りが見事にリンクしており、タツノコプロのリバイバル作品の先駆け的な存在として深く心に刻まれている。
監督である”ねぎしひろし”さんにとっても、思い出深い作品のようで、ファンからのコメントへ丁寧に返信しているのが印象的だった。
今日はテッカマンブレードの30周年祭りなんですか?
— ねぎし ひろし (@tsukumotakumi) February 18, 2022
30年前の放送時は自分の会社の仲間達に苦笑されてました。笑いものにするなら観ないでくれと頼みましたが毎週観られてましたね。絵はともかく話は面白いんだ!と言ってたのを思い出します。
今はこれだけの人に応援して貰っていた事に感謝してます。
30周年の『テッカマンブレード』 「鬱アニメ」と言われながらも高評価だったワケ #SmartNews <30周年か…当時は辛かったなぁ。 https://t.co/N8WOnUvis7
— ねぎし ひろし (@tsukumotakumi) February 17, 2022
もしもどんな作品なのか気になった人で、大事な日曜の限られた時間を少しでも消費して良いと思うのならば、10年近く前に僕が書いた感想記事を読んで行って下さい。
大した内容ではありませんが悪しからず。
最近はめっきり目にすることが無くなった佐野浩敏さんのキャラを堪能出来る点でも大事な作品であるテッカマンブレード。LD-BOX特典映像群も忘れ難い。うる星やつらがまた新たに作られる時代なのだ。新しいテッカマンが、また作られても良いような気がしてならない.....
今回の30周年。本当に良い盛り上がりを感じたが、果たして『テッカマンブレードⅡ』の30周年には、どれだけの人が反応するのやら......あれも終盤は悪くなかったような気がするようなしないような.......
どうせなら佐野浩敏さん繋がりで『BOUNTY DOG/月面のイブ』で盛り上がる人たち居るといいな.....
See you in two years....
関連過去記事