無差別八方美人?

全然無差別じゃないおじさん

三たび訪れた恐怖の行末は....「F.E.A.R.3/Day 1 Studios/2011年/XBOX360/PS3/ゲーム/感想/レビュー」

 ”F.E.A.R.3”をちょいと前にクリアしまつた。オンで協力プレイをしてから感想を書こうと思っていたんですけど、シングルを2、3週した時点で燃え尽きてしまって、いまだ未プレイです...

FEAR 3 - GamesCom 2010: Cinematic Trailer | HD

 秀逸なCPUを持ったシューターとして、そして黒髪の少女が怖いホラーとして独自の路線を築いたFPS作品として、爆発的とまでいかなくても一定の人気があるF.E.A.R.シリーズの最新作の3。今作はコープでプレイする事を考えた内容で主人公は2人。1で主役だった”ポイント・マン”と、彼に殺された”パクストン・フェッテル”。

 ポイント・マンを使うと、今までと同じようなプレイで「スローモー」を使いつつ進むパターン。それに対し、フェッテル君を使うと敵の身体を乗っ取る事が出来、また違ったプレイスタイルになるのが面白い。個人的には、フェッテル君でプレイした方がスピード感のあるプレイになった気がする。(プレイしてゆくうちに、プレイヤーのレベルが上がり能力が増してゆく(しかも2週目以降引き継ぎ)ので、ポイント・マンの後にプレイしたフェッテル君が楽だったのかもしれない)

 ボク的にはシリーズ中一番面白い作品。たまに何処に行ったら良いか分らないところもありましたが、テンポ良く進めてCPUは相変わらず頭が良い感じ。一番簡単な難易度でも、ある程度FPS経験が無いと難しいかもしれない。

 しかし先でも書いたように、ステージで得た経験値によりレベルが上がり、少しづつキャラが強化されるので、何度かプレイしてゆくうちに、クリア出来なかったステージ、難易度がいつかはクリア出来るようになるはず。←自分は難易度上げてまでプレイするつもりなしw

 そんな風に根気があればFPSの腕は問わない設計はなかなか良く、ステージごとにスコアを表示し、ハイスコアを競わせるようなノリもプレイヤーのやる気を刺激します。ただシリーズ三作目と言う事でもう慣れてしまったせいなのか、今回の主役自身がバケモノ(アルマの息子達)であるためか、売りであるお決まりの恐怖演出にあまり驚かなかったですねw前に進むのさえ嫌だった1と違い、ガシガシ前に進んで敵を倒していましたから.....

 ちょいちょい顔を出すアルマ演出も、前より可愛くなったような気がする彼女に恐れより萌えが高まったとか、高まってないとかw今回は脅かしよりも、シューターとして楽しむゲームに仕上がっていると思いますね。

 シリーズを通して遊んでいる方なら、兄弟の過去や、子供を宿したアルマがどうなるかなど、見逃せない作品なので買って損無し。(ただし国内版は2と同じく表現に規制があるため敵兵が消えてしまうので興醒めすると思われる。海外版には日本語字幕が収録されているのでそちらがオススメ)前作までと、つじつまが合わないとかで気にしている人も居るようですが、あんまり気にならなかったです。そんなつじつまより、2の主役”マイケル・ベケット”があんな終り方する方がなんだかなーでしたけどw一応はアルマが選んだ男なわけだし、まさかあんなヤツだったとは....もうちょい見せ場が欲しかった(;´Д`)

 

 兄弟が自分達を縛る呪縛から解放され、新たな道へ進むと言う展開はかなり良かった。2人の主役ごとにエンディングが違うので、次回作がどんな内容になるのか楽しみです。結末ごとのシナリオを用意してくれると面白いだろうなぁ〜♪

 (´-`).。oO(コープやってみようかなぁ...)

 公式HP http://wwws.warnerbros.co.jp/fear3/mainsite/#/jp/home/