先週、記録的な雪が各地で降り、地元である旭川でも大きな影響を受け、仕事も車も進まないまま疲労ばかり蓄積された。
これはもう、自分の中の掟(月一)を破り、週末いつものラーメン屋に行ってしまおうと思ったら、まさかの閉店で、今もまだショックを隠せない。
「青天の霹靂」と口にするには、店主と、その奥方の年齢を加味するに大げさかもしれないが、今月2日に行った際には、そんな雰囲気は無かった為、流石に狼狽してしまった。せめて1ヶ月前ほどに閉店すると分かっていれば違ったかもしれないが、流石に40年以上食べに行っていた店が無くなると云うのは、簡単に処理出来るものでは無かったのだ....
一味軒と云う名だからでもないが、兎に角味噌が美味い店でした。自分が頼むのも、9割くらい味噌だったはず。もやし、ネギ、めんま、ひき肉のシンプルなトッピングで、これぞソウルフードと云う安心感があった。他にも、麺が全て隠れるくらいの味噌チャーシュー、食欲そそるスープカレーラーメン、中華饅頭並の大きな餃子なども魅力だった。最後に訪れた際、餃子が切れていたため、食べることが出来なかったことが悔やまれる.....
先ほども書いたけれど、店主も奥方も、なかなかの年齢であったため、店を綺麗に改装する余裕もなく、盛り付けも少々荒くなってはいたものの、まだまだこれが一味軒の味だと思えるラーメンだったので、今回の閉店は本当の本当に残念。まだ10歳にもなっていない頃に訪れていた時は、ソフトクリームも取り扱っていて、味噌の濃厚さの後にはぴったりなデザート過ぎて、親におねだりしたものだった。子供には帰り、ちょっとしたお菓子をオマケしてくれたことも良い思い出である........
もう2度と、ここ迄長く付き合うお店には出会わないことだろう。
これまでありがとうございました。
お疲れ様です。ご自愛下さい....